介護施設で復職

近年の高齢化社会を受けて、ますます介護の現場からの需要が増しています。特に看護師の免許を持ち、看護師として働いた経験がある人はかなり重宝されるようです。やはり介護の現場では老人が多く、体調が急変してしまうこともあります。そんなとき、適切に症状を見極め処置することができる看護師が有難がられるのも十分に納得できる話です。介護の現場からすると、看護師の資格を持った人が求められているのです。
同じように、元看護師の方が復職する際にも介護施設が人気を集めています。どうしても看護師は妊娠や出産、育児などで病院の現場を離れなくてはならないときがあります。しかし、医療の現場はすさまじいスピードで進化していますので、5年も現場を離れてしまうと分からないことだらけということになってしまいます。その点、介護の現場であれば、最先端の医療知識を必要とすることはなく、それでいて、看護師の経験が活かせるので人気があるのです。看護師が復職する際に、介護の現場が元看護師にとって「良い職場」となるのです。また、急性期看護などで疲れてしまった看護師が転職先として選ぶケースもあるようです。

1. 夜勤がない
基本的には介護施設では夜勤がありません。それが復職を希望する看護師に人気がある理由のひとつです。一旦看護の現場を離れる理由として最も挙げられるのが出産・育児です。当然のことながら復職する際にも育児は続いています。育児と両立するためにはどうしても夜勤をすることは難しいのが現状です。そういう面で夜勤のない介護施設が人気を集めているのです。

2. 同僚も子育てをしている
同僚が自分と同じように子育てをしているというのは大きなメリットです。どうしても子育てをしながら働いていると、不測の事態で早退しなければならないこともあります。保育園で子どもが熱を出したりしたらすぐさまお迎えにいかなくてはなりません。そんなときに現場の同僚から理解があるかどうかで働きやすさが全然変わってきます。介護の現場では子育てをしている人が多くいますので、そういった急な事態に対してもかなり理解があるでしょう。そういうときはお互い様という雰囲気ができあがっています。ですから看護師を一旦辞めた人でも、介護の現場で働くならばそこは「良い職場」と言えるでしょう。

3. 体力がある
看護師を長い間経験したということは、イコール体力があるということを意味します。介護の現場でも同じように体力がいる仕事ですから、看護師としてやってこれたという経験があれば、介護の現場でもうまくやっていけるでしょう。

Theme by RoseCityGardens.com