人に役立つ職業

 看護の仕事をしている看護師が、ある日を境に福祉の仕事に興味を持つようになることがあるでしょう。看護の仕事をするまでは福祉の仕事には興味が無かっただけに、あとで福祉の仕事に携わりたいと思ったときに、今の看護の仕事が板に付いてきたため、今更仕事を変えることはもったいないことだとして、福祉の仕事を諦めるケースは珍しくないと思うのです。
 最近では、看護の勉強をしながら福祉の勉強ができる学科が誕生したため、超高齢化社会を迎える日本に対応した学科だと考えられます。今後の日本の社会情勢を考慮して、その学科で学ぼうとする方が増えていくことがうかがえてきて、その方が超高齢化社会で活躍する人材として羽ばたくことで、混沌とした社会情勢を調和させていくことでしょう。超高齢化社会を支えるために立ち上がる人材が確保されていることで、日本の将来に暗い影を落としていく懸念を払拭していくことにつながると思い、超高齢化社会の中でも幸せをつかみとろうとする気持ちが伝わっていくような希望を感じるのではないかと思うのです。
 看護師になろうか、または介護士になろうか迷っている方がいるのではないでしょうか。その方は、まるで看護と福祉を天秤にかけているような気持ちになっていることがうかがえてきて、まさに究極の選択を迫られた心境になっていることが見て取れるのです。ともあれ、どの職業も人の役に立つ名誉ある職業であることは間違いないことなのです。

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